以外と知らないトリートメントとコンディショナーの違い
トリートメントとコンディショナーって何が違うの?
意外と知らないこの疑問!!今回はその違いと使い方をご説明していきます!!
トリートメントとは
トリートメントは内部補修を行います。髪の栄養補給のような役割です。
髪はタンパク質でできているのですが、髪が痛むという現象は何らかの形でこのタンパク質が減少または損傷していく事で起きていきます。
なのでトリートメントは毛髪内部から流出してしまったり、損傷してしまったタンパク質を補うために使用していきます。
残念ながら髪がもともと人が持っているタンパク質と全く同じ形状の物は造ることができず、あくまで毛髪内に存在するタンパク質と類似する物で補っているという状態です。なので一度傷んでしまった髪が100%元通りになることはありません。
コンディショナーとは
コンディショナーは外部補修を行います。
毛髪表面のキューティクルを整え、シリコン等で膜を張り、指通りを良くして髪の絡まりや摩擦を軽減します。また静電気も抑えダメージの軽減をしてくれます。
トリートメントとは違い髪の栄養成分はほとんど含まれておらず内部から髪を修復しているわけではありません。
キューティクルが整い、指通りが良くなったりツヤが出ますが痛みの原因を解消しているわけではないので注意が必要です。
使う順番
結論から言うとトリートメントが先になります。
髪は内側から順にケアをする必要があります。なぜならコンディショナー等で外部補修をしてコーティングしてしまうと内部に栄養成分が入りにくくなってしまうからです。
なのでトリートメント→コンディショナーの順で使用するのが正しい手順になります。トリートメントで内部補修をしてコンディショナーで外部補修をして蓋をするイメージです。
美容室でトリートメントをする時も同じように行なっています。美容室の場合何度もトリートメントをつけていくと思いますが最後につけるものは決まって外部補修になっています。
使用上の注意点
トリートメントにしてもコンディショナーにしてもケア用品は毛先を中心に付けてください。
髪の毛を根元、中間、毛先の3段階に分けて毛先から付けていくイメージです。
理由は単純で、髪の毛は毛先の方が生えてからの時間が経過しているのでその分ダメージも大きく出ているからです。
ドライヤーの熱ダメージ、紫外線、カラー等のケミカルダメージ、全て毛先の方が多く受けています。
ですので毛先を中心にトリートメント等を付けていき根元に向かうにつれて使用量を減らしていくイメージで使用してもらうといいと思います。
その他には頭皮につけないように注意してください。
毛穴が詰まり抜け毛の原因や臭いの原因になります。スキャルプラインのように頭皮ケアの物は別ですが、基本トリートメント等は毛髪用になっていますので上記のように毛先を中心にご使用ください。
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