美容Labo

現役美容師がお伝えする髪のお悩み解決メディア

最近よく聞く【リデンシル】って一体どんな成分?

発毛系成分としてよく見かけるこの言葉、どんな成分でどんな特徴があるのか?その辺りの情報をわかりやすくお伝えしていきたいと思います!!

f:id:biyoulabo:20180922202441j:plain

 

薄毛の原因について知りたい方はこちらをどうぞ↓↓↓

biyoulabo.hatenablog.com

 

 

 

 

 リデンシルとは?

最近よく見かけるこの言葉、気になっている方もいるのではないでしょうか?

 

リデンシルは【インコスメティック】という世界的にも有名な化粧品の展示会で銀賞を受賞し注目を集めました。

 

よくミノキシジルと比較されていますが果たしてどちらが優れているのでしょうか?

そんなリデンシルについてご説明していきます。

 

リデンシルという成分

リデンシルは一部では「ミノキシジルの2倍の効果」なんて言われたりもしていて、とっても気になる成分です。

 

リデンシルはスイスの会社【インジュゲム社】が開発した発毛・育毛成分です。

 

リデンシルの成分

・セイヨウアカマツ球果エキス

・チャ葉エキス

グリシン

・塩化亜鉛

 

 

リデンシルの特徴

・バジル領域の幹細胞を刺激して毛母細胞を増殖させる

・繊維芽細胞(せんいめさいぼう)と呼ばれる細胞を活性化させ髪の成長を促す

・頭皮の炎症を抑える

 

難しい言葉が並んでいるので少し解説していきます

 

バジル領域とは

簡単にいうと髪の毛を生み出す細胞を作り出す場所です。その細胞とは【幹細胞】と呼ばれるもので、頭皮の幹細胞は髪の元とのある【毛母細胞】を作り出します。

ここがダメージを受ければ髪は生成されなくなりますし、ここが活性化されれば髪が生えてくるという仕組みです。

 

繊維芽細胞とは

繊維芽細胞は毛髪のコラーゲンやヒアルロン酸を生み出す場所です。コラーゲンやヒアルロン酸は髪の成長には必要な成分で、ここが活性化することにより育毛効果があるということです。

 

つまりリデンシルとは

発毛に必要な幹細胞を活性化させ、育毛に必要な繊維芽細胞活性化させる成分と言えます。

 

リデンシルを発表したスイスの【インジュゲム社】はいくつかの臨床データも発表しています。

 

そのデータの中には確かに噂通り「ミノキシジルの2倍の効果」が出ているというものも存在しています。

 

しかしこれは人に使用した際のデータではなく、細胞を培養した際に得られたデータですので、人間の頭皮で全く同じ結果が出るかと言えばそれはまた別の話になってくると思います。

 

 

 

 

リデンシルについてのまとめ

 

リデンシルは発毛・育毛に効果が期待できる成分と言えるます。

しかしそのデータは人に使用した際のデータではなく確実に発毛を保証する内容のものではありません。

 

従来の育毛成分ミノキシジルは、毛細血管を活性化、増殖をさせて発毛を促進するのに対し

リデンシルは幹細胞の活性化によって新しい発毛効果を生み出す可能性があるとされています。

 

私自身様々な成分を研究していますが、発毛剤の分野においては新しい成分や製品はどんどん出てきます。

 

現状のケアで満足のいく結果に結びついていない場合は試してみてもいい成分だと思います。

 

発毛に関しては使い始めてすぐに結果が出るものではありません。3ヶ月から6ヶ月はかかるのが普通です。

 

発毛製品は価格が高いものが多く大変な部分もあるとは思いますが、このブログでも新しい情報は常にアップしていきますので根気強く続けていきましょう!!

 

 

 

 

こちらもオススメ↓↓↓

biyoulabo.hatenablog.com