美容師がおすすめする白髪染めの頻度とは？
すぐ気になる根元の白髪。みんなはどれくらいの頻度で染めてるの？毎月染めていいの？そんな疑問にお答えします！！
白髪染めの頻度は？
白髪染めの頻度は人それぞれです。１ヶ月に１回の方もいれば、２週間に１回の方もいます。私の担当するお客様では１０日に１回染めるお客様もいらっしゃいます。
頻度はお客様自身がどれくらい気になっているのかにもよると思うのですが、白髪の量や伸びる早さにも左右されるかもしれません。
髪は通常１ヶ月に１㎝～１,５㎝伸びると言われています。しかし個人差があり伸びるのが早い人は２㎝以上伸びる方もいます。
そのような方は気になりやすく、染めるペースも早くなってしまうのではないでしょうか！？
白髪染めの髪と肌への影響
白髪染めはやはりお肌や髪を痛めてしまいます。マニキュアのようにダメージのないものもありますが、全体の色を変えることができるアルカリカラーの白髪染めはお肌や髪に影響があります。
カラーの種類についてはこちらをどうぞ↓↓↓
白髪はまだ解明されてない部分が多くある毛髪なのですが、黒い毛髪より太くて、硬く、染まりづらいと言われています。
その為、毛髪内部までしっかり染まるようにカラー剤の濃度が高く作られています。なので通常のカラーよりもダメージが大きいと言われています。
これらの原因により切れ毛や薄毛の原因にもなり得ますので、トリートメントやヘッドスパ、保湿剤を使った低ダメージのカラーなど対策方法はいくつかあると思いますので担当の美容師さんとしっかりと相談の上、施術して頂くといいと思います。
また白髪染めに加え縮毛矯正を定期的に行なっている方は特にケアを意識して頂くといいと思います。ダメージと年齢による影響でトップが薄くなりやすい傾向にあります。変化が出る前にしっかりと対策をしておきましょう。
明るく染まる白髪染
白髪染めでもう少し明るく染めたいと伝えると「白髪があまり染まりません」と言われた経験はないでしょうか？
これはカラー剤の特性によるものなのですが、カラー剤は明るければ明るいほど含まれる染料が薄くなっていきます。その為真っ白な白髪を染めるのに必要な染料が足りなくなってしまうのです。
なのでこれは美容師の技術の問題ではなく、現状明るくしても白髪が染まるカラー剤というのが存在しないということになります。
ですが明るくする方法がないわけではありませんし、明るい白髪染めは存在しています。ただこの場合、髪質でかなり結果が変わってきます。
簡単に言えば、もとより染まりやすい細い髪質の方はある程度までなら明るくても対応が可能ですが、染まりづらい硬毛、太毛の方はただでさえ染まりにくいので難しいといえるでしょう。
おすすめの白髪染めの方法
これはリタッチ（根元）の染め直しがオススメです。
リタッチのメリットは
・根元以外にダメージが出ない（最小限のダメージ）
・毛先が退色することにより染めたてより明るい状態を楽しむことができる
・施術時間も少し短縮される
・金額も安く済む場合が多い
というようなことが言えると思います。
頻繁に染められるようでしたらリタッチカラーをオススメいたします。
またリタッチをしたら次は全体染と毎回決めているお客様もいらっしゃいます。これは美容師側からのお客様のカラーの周期を計算した上で伝えられていることだと思います。
ただ一つ覚えておいてもらいたい事が、季節や環境によって退色やダメージの具合も違うという事です。
色が抜けやすい季節もあれば、そこまで抜けない時期もあるでしょう。それなら毎回決めた周期で全体染をするのではなく、必要な時にしてあげればいいのではないでしょうか？
美容師によっても考え方は様々ですが、必要以上にダメージを出したい美容師はいないはずです。なぜなら美しい仕上がりにするならダメージレスの方がいいからです。
なので使っているメーカーや髪質によって様々なので一概には言えませんが、担当の美容師さんとしっかり毎回コミュニケーションをとって必要な時に、必要な場所へ、必要なカラーをしてあげてください。
まとめ
今回は「おすすめの白髪染めの頻度」という事だったのですが、周りの方のカラーの周期や肌や髪への影響などもお伝えさせていただきました。
おすすめの白髪染めの方法もお伝えさせて頂いたので参考にしていただければ幸いです。
最後におすすめの周期なのですが
やはり１ヶ月に１度くらいに抑えていただくのがいいのではないかと思います。
しかし、「そんなに我慢できない」という声もたくさん聞こえます。
なので私がいつもお客様にお伝えさせて頂いてるのは
上記の肌や髪への影響を十分に理解した上で、必要であればご本人様が必要と思う頻度でお染め頂いて構わないと思います。
我々の仕事は髪型を変化させ喜びや感動を与える事です。
白髪が気になって、落ち込んだり憂鬱な気持ちになってしまっては元も子もありません。
元気に明るく過ごすためにお客様自身に必要な頻度でお染めください。
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