現役美容師が教えるオススメの黒染め方法
オススメの黒染め方法を現役美容師がズバリ教えます!!
就職活動や実習、職場の規則で髪を暗くしなければならないそんな時、あなたはどうしますか?
美容室で染めるor自分で染める オススメの黒染め方法を教えます!!
オススメの黒染め方法
結論から言うと美容室で染める一択です!!
これは美容師だからお客様を増やしたくて言っているのではなく、本当に黒染めだけはセルフカラーNGです。
基本的に市販のカラー剤はオススメしませんがメリットがあるのもわかります。
・手軽に時間を拘束されずにできる
・安価である
なので数ある選択肢の中からお客様自身が選ぶのは自由です。
ですが本当に黒染めだけは美容室でした方がいいです。
極端な話、明るくするのは自分でしても良いけど黒くするなら美容室で!!っていうくらい黒染めセルフカラーはオススメしません。(ホントに偏った話なので、できたらカラーは全て美容室でして頂くのがオススメです。)
黒染めをセルフでしてはいけない理由
理由の一番はムラになるからです。
セルフカラーの場合、塗布量を均一にすることができないので、薬がたっぷり付いてるところと、薄くしかついていないところが出来てしまいます。
一見すると全体が暗くなっている為あまり気にならないのですが、明るくするとそのムラがそのまま浮かび上がってきます。
このムラを治すのはプロの技術でも無理です。したがって黒染めは均一に黒く染める必要があり、美容室で染める必要があります。
黒染めを美容室でする事の素晴らしき理由
上記の理由もその一つです。均一にムラなく染める。とても需要なことです。その他にもいくつか理由があります。
そのうちの一つが毛髪診断を行ってもらえるという事です。
髪のダメージレベルを診断してもらいその髪に適した薬剤選定をしてもらえる他、今後の計画についても相談することが出来きます。
いつまで暗くしているのか、何月までに明るく戻したいのか、地毛にしていくのか、今後の予定に合わせた塗り方や薬剤選定を行う事ができます。
「実習前に自分で染めたけど落ちるのが早くて2回染めたー」とか「就活終わって明るしようと思って美容室行ったら断られたー」という悩みも起こらずに済むでしょう。
そういった計画性を持ってカラーができるのも美容室で染める事の素晴らしい理由です。
市販のカラー剤のダメージについて
これは黒染めだけの話ではなく市販のカラー剤全般に言える事ですが、やはり毛髪ダメージが大きいです。
コーティング剤がたくさん含まれているため手触りは割と良く仕上がるようにできていますが、毛髪内部は損傷し傷んでいます。
その為パーマやストレートをかけると一気にそのダメージが浮き彫りになります。
狙った通りのカールが出なかったり最悪の場合にはチリチリになってしまう事もあります。
そのようなトラブルを未然に防ぐためには、美容室に行った際カウンセリング時に申告することをお勧めします。
パーマやストレートをかけたかったり、いろんな色を楽しみたいなどのスタイルチェンジをお考えの方はぜひ美容室でカラーをしましょう。
どうしても黒染めを自分でしなければならない人へ
1・綺麗に明るくすることは難しい
2・パーマやストレートがかからなくなるかもしれない
以上の2点を踏まえたうえで染めてください。
逆に言えば、もう明るくする予定も、パーマやストレートをかける予定もないという方でどうしてもという場合にはOKなのかもしれません。
また万が一どうしても時間が取れずに黒染めしちゃったけどホントは明るく戻したいーって人は極力時間を空けずに美容室に駆け込んでください。
カラーは時間と共に酸化してより色が定着していきます。
また時間が空きすぎると地毛が伸びてきてしまいます。
明るく戻すためにカラーをした際に地毛が伸びていると、地毛の部分はすぐ明るくなり黒染めをしたところは明るくならない為、逆プリン状態になってしまいます。
黒髪状態でその境目を見極めるのはかなり難しいので、地毛が伸びる前に染め直す方がムラになりにくいと思います。
これはあくまで緊急時の話です。時間を空けずに美容室に行ったからといってキレイに染まるというわけではございません。
まとめ
カラーは美容室がオススメです。
時間が取れないときもあるとは思いますが極力お越しください。
また美容室で黒染めしたからといって簡単に明るくできるわけではありません。
下地がムラになっていない点や、明るくすることを前提に薬剤の調整ができるので、ムラになりにくく明るくしやすいという事です。
黒染めは一度するとその後しばらく影響の残るカラーです。
担当の美容師さんと相談したうえでベストな方法を探してみてください。
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